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【鶴川台ウィメンズクリニック】
面・線・色によるあわいのデザイン

Keywords：
クリニック産科婦人科診療所

鶴川台ウィメンズクリニック

婦人科と12床の完全個室の入院施設をもつ産科の診療所計画です。

出産を迎える患者が通う産科と若年齢から老年齢までの患者が通う婦人科、同じようで全く異なる患者が同じフロアで共存できる計画が求められました。

鶴川台ウィメンズクリニック

1階の外来は、中央に管理室や処置室のコアを据えたロの字型の動線とすることで、スタッフへの利便性に加え、産科と婦人科の患者がお互いの存在が気にならないよう配慮しています。

2階は同じようにナースステーションと新生児室、分娩室と管理諸室の動線が交差しないように中心コアのロの字型動線としています。

3～４階は入院フロアとし、すべての個室は水回りをもち、プライバシーに配慮した計画となっています。

内部空間は、曲面壁をもつ中央コアとルーバースクリーンやフロストガラスなどを構成することで、視線に対して柔らかな配慮を施しています。

また、空間のトーンを整えるための色彩と不透明素材を組み合わせています。

ファサードデザインは、白く塗装された中空成型セメント板のボリュームが片持ちで持ち出され、浮遊感を演出しています。

鶴川台ウィメンズクリニック