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【椿茶園】
茶農家が淹れるテイクアウト日本茶カフェ

Keywords: テイクアウト日本茶カフェ 六次産業化 木造平屋

椿茶園

年間150万人の参拝客が訪れる鈴鹿市の椿大神社の参道に立地し、お客様の目の前で美味しいお茶の淹れ方を実演しながら「お茶」を提供するカフェと、自社で生産するお茶やお土産としてのギフト商品、地域の名産品等の販売を行うスペースを併せ持つ複合店舗です。

2016年2月に「六次産業化・地産地消法」に基づく総合化事業計画の認定を取得し、2016年11月に開店、地域における新たな産業や雇用を創出する地域活性化に貢献しています。

椿茶園

新たな挑戦−お茶農家が淹れるテイクアウト日本茶カフェ

椿茶園は、鈴鹿山脈の麓の茶畑が広がる鈴鹿市山本町にあり、三重県四日市市水澤地区、鈴鹿市にまたがる伊勢茶(かぶせ茶)の産地の一部にあります。オーナー様は茶農家を営んでおり「美味しいお茶を飲んでほしい」という気持ちからテイクアウト形式の「お茶バーカウンター」を計画しました。

日本茶インストラクターによるお茶の淹れ方をお客様の目の前で実践することで、急須で淹れるお茶の美味しさ、魅力を伝える役割を担っています。

参拝客にあわせた動線計画

参道に立地するため、お客様の動線は明確です。はじめに神社を目指し、参拝後に、休憩や土産品を購入します。このお客様を確実にキャッチするために、アプローチ動線や外観に工夫しました。

神社を目指す際は「なんとなく」店舗の様子を見ながら神社を目指せる外観。参拝後に神社から下る際は、大きなガラス面を設け「しっかり」内部を見せ、店舗へ誘導する外観。出入り口は、通り抜けが可能なようにし、店舗の一部が参道になったような往来を想定しています。

椿茶園

椿茶園

できごとが共有化される空間づくり

椿大神社は、初詣のほか、日頃の参拝客、お宮参りなど人生の節目での参拝等、多様な参拝客に親しまれています。参拝後のお休み処としての「喫茶スペース」を計画し、一人でも静かに過ごせるカウンターや、友人・家族と楽しむテーブル席を用意しています。

「物販スペース」を「喫茶スペース」と同じ空間に設け、お客様が喫茶と物販スペースどちらにいても、どちらの魅力も感じながら滞在し、相乗効果・売上アップが見込める配置にしています。

地域づくり−鈴鹿の美味しい物の販売とイベントスペースの計画

神社の参道に立地することから、お土産屋さんの機能も果たしています。椿地区の名産品を多く取り扱っているので「物販スペース」をつくり、地産品を内外にPRしています。

また、建物の外に半屋外空間を計画することで、店舗での喫茶利用にとどまらず、内外の地域からのイベント出店者を募り、活用されています。

椿茶園

所在地 三重県鈴鹿市 建築面積 105.56m²
用途 物販店舗、飲食店舗 延べ床面積 101.99m²
業務内容 設計・工事監理業務 竣工年月 2016年11月
工事種別 新築 コーディネート (一社)WHAIS
構造 木造 グラフィック (株)デザインコンビビア
階数 平屋 ガラス工芸 (株)Lights Labo
Web http://tsubakisaen.co.jp/