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【ひとつぼキャビン】
西川材でつくる1坪の小屋

Keywords: 西川材 建具 小屋 1坪

ひとつぼキャビン

OZONEで開催された「あわいのとびら展」で発表した「新しい建具」のプロトタイプです。現在(2018月5月現在)、リリースされている2つの製品に至るまでに、イベント出展や屋外仕様の実験や検証を行いました。

ひとつぼキャビンプロジェクト メンバー
[製造・販売](株)サカモト
[監修]田路貴浩(京都大学大学院 工学研究科)
[設計]三輪良恵(MIWA atelier)
[宣伝]徳永一貴(spinach)

ひとつぼキャビン

「あわい」のデザイン

「あわい」とは時間的、空間的に「二つのものの間」を意味します。日本建築の中で重要視される建築物の<うち>と<そと>の間にある開口部は、風景を映すだけでなく、光や熱、風の通り道でもあり、扉や躙り口、結界、格子といった人間の行為を担う部位でもあります。開口部は、日常の生活に何気なく存在する一般的な部位でありながら、多様性に富み、建築的にも人間の生活行動にも大きな作用を生みます。

そのような「開口部」をより発展させ、行為や感覚に触れる新しいアイデアを試みた作品が「ひとつぼキャビン」です。一坪のスペースが、「開ける/閉める」行為により4倍、5倍にも広がる、内部を<そと>に広げ、外部を<うち>に取り込む「あわい」の空間を提案します。「あわい」の空間は、使い手がそれぞれに使い方を考え、身体を動かし、変化をさせることで、自由なフレキシブルな形となります。

機能をもった扉

ひとつぼキャビンは、4枚のL型扉で構成されています。L型扉を大きく回転させることにより、内部空間が外部空間へ大きく広がる、外部空間を内部へ取り込む仕掛けを考えました。

また、広げたL型扉は、それぞれに機能を持ちます。すわる、こしかける、たつ、ねそべる。それぞれ、4つの行為にかかわる機能をL型扉にしつらえ、空間の広がりとともに、使い手がその空間を使いこなす行為を促す仕組みです。

ひとつぼキャビン

  • ひとつぼキャビン
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  • ひとつぼキャビン
  • ひとつぼキャビン
  • ひとつぼキャビン
  • ひとつぼキャビン
  • フレーム 杉(西川材) 受賞 JID AWARD 2015 NEXTAGE 部門賞
    L型壁 杉(板目 西川材)オイルワックス仕上げ、
    鳥の子紙太鼓張り
    Web http://hitotsubo-cabin.com/
    屋根 鳥の子紙太鼓張り