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【MIWA Atelier/三輪良恵展 あわいのとびら】
新しい建具のアイデア

Keywords:
西川材 建具 あわい ひとつぼキャビン

あわいのとびら

リビングセンターOZONEの若手サポート展として開催された展覧会です。

飯能市の建具メーカー「サカモト」との出会いをきっかけに、西川材に出会い国産材を知り、建具が身近になったことから始まります。運よく発表の場をもつことになり、1年の準備期間を経て開催をしました。

人間の行為や感覚にふれる
新しいアイデアを試みる

「あわい」とは、時間的、空間的に「二つのもののあいだ」を意味します。

日本の建築のなかで重要視される建物の<うち>と<そと>の間にある開口部は、風景を映すだけでなく、光や熱、風の通り道でもあり、扉や躙口、結界、格子といった人間の行為を担う部位でもあります。開口部は、日常生活に何気なく存在する一般的な部位でありながら、多様性に富み、建築にも人間の生活行動にも大きな作用を生みます。

本展では、新しい建具の取り組み―「hitotsubo cabin PROJECT」を紹介します。人間の行為や感覚に触れる新しいアイデアを試みる場として、木材を使いながら建具の可能性を探るべく、リンクデザイン、株式会社サカモトと進行中のプロジェクトです。会場では、その試みを体感できるように実物大の展示を行います。開ける・閉める行為により、内部を<そと>へ広げ、外部を<うち>に取り込む「あわい」の空間を提案します。また、人間の行為や感覚にふれる設計活動の一端として、住宅作品を写真パネルと模型で展示します(『展覧会概要』より)。

あわいのとびら
あわいのとびら

  • あわいのとびら
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タイトル MIWA Atelier/三輪良恵展 あわいのとびら
OZONEサポート展
協力 リンクデザイン
(株)久保田工務店
浅井孝則(京都大学)
開催期間 2014年3月6日(木)~18日(火) 協賛 (株)サカモト
大河原木材(株)
開催場所 リビングデザインギャラリー 後援 リビングデザインセンター
OZONE
主催 MIWA Atelier/三輪良恵 写真 北村隆之